こんにちは、おぎーです。
今回は過去の振り返りについての第2弾です。
前職は仕方なく?造船所の営業資材
大学卒業後、東京での生活に完全に失敗し、愛媛県の実家に帰ってきました。
そこから、税理士を目指そうと大原簿記専門学校に通い始めたのですが、2年間はフリーターとして勉強していました。
その間も仕事は探さなければならなかったので、市内の税理士事務所に転職活動を行いました。
ハローワークで検索して20件ぐらい募集を行ったのですが、、、
全て不採用!!
今考えれば当然なのですが、簿記の3級しか持ってなくて税理士事務所の実務経験なし。
それは、採用しないですよね。
そこで事務経験が必要と思い募集したのが造船所の営業事務。
父が下請け業者として働いていたのでなんとか採用という形になりました。
税理士事務所の転職活動に失敗したから仕方なく造船所の事務に転職したのが正直な所です。
事務かと思いきや
転職後、事務所内で作業するかと思いきや最初の配属は
本社での3ヶ月の実務研修
でした。
何をするかというと新卒の高校生、大学生に混じって造船作業員として、基本的な知識から作業までできるようになる事。
新造船建造のの座学から始まり
危険物取扱い
玉掛け
床上クレーン
溶接
など。
完全に事務とは関係ないものをやらされました。
ただ、自分の知らない事をやるというのは楽しかったですので研修の修了式まで楽しめたのかなと思います。
その後、研修を終えて配属されたのが機装という所。
事務?ではないですね。
船のエンジンルームの設置、設定、管理する所でした。
そこで更に3ヶ月間の研修を行った後にやっと営業事務の仕事に。
この6ヶ月間はこのままずっと現場仕事が続くのではないかという不安との戦いでもありました。
事務にも色々な種類の仕事がある
配属は営業資材という所だったのですが、主な業務は造船の資材の調達。
建造のための主なものは本社が一括して注文しているのですが、各子会社は建造するにあたり現場で必要なものを調達するといった形でした。
それでも船具から厚板鉄板までありますので種類だけで言えば数百万種類にものぼります。
それを素早く調達し、現場に届けるので、その時期は新造船建造ラッシュも重なり、業務は多忙を極めました。
その合間に、新造船の式典準備、資材納入の現場での連絡、人がいなければ直接現場に行って置き場交渉、仕入れ先との交渉など。
直接的な経理は見てなかったのですが、造船の現場をみれたのでその経験は税理士になった今も役立っています。
今は顧問先が造船関係もあるので社長と話も合うんですね。
具体的な現場での指導もできたりしますし。
まとめ
2年間、造船業界にいたのですがその経験は無駄ではなかったのかなと思います^_^
税理士事務所だけにいたら経験できなかった事なので、他業種への転職も、仮にやりたい業者につけなかったとしても、後々その経験が生きてくる事もあるので、与えられた業務は積極的にトライしていきましょう。
【編集後記】
最近娘(1歳10ヶ月)の就寝時間がどんどんズレてきています。
前は9時には寝てたのに、今では10時になり、11時になりとどんどん遅くなっています。
子供の睡眠は色々勉強して試す必要がありそうですねσ^_^;
[…] 税理士になる事(他業種からでも得られるものはある) […]