こんにちは、税理士のおぎーです。
今回は、セミナーを通して営業できる間口を広げる(話せることは強みになる)について
愛媛県の松山城近くにて
新規開業で苦労するもの
新規開業時に苦労するものの一つとして上げられるのが顧問先等の新規開拓。
特に士業の方などは、大多数の方は営業は苦手です。
一般的に考えられる方法として
・異業種交流会などに参加する
・税理士会や商工会議所の無料相談等に出る
・親しい人などに紹介してもらう
などでしょうか。
今であれば、SNSを利用してブログやHPから集客を行うこともできます。
色々な方法でお客さんを見つけることができますがメリット・デメリットも出てきます。
・異業種交流会などに参加する
であれば、お互いが新規開業同士であればお互いに新規の提案だけをして終わる場合があります。
婚活のように、これ!というパートナーでないと上手く新規顧客とならない場合もあります。
・税理士会や商工会議所の無料相談等に出る
税理士事務所であれば昔ながらの紹介方法で、無料相談にのってもらった人から新規に顧問契約等を結ぶ場合があります。
相談に来た人も困っているわけなので、マッチングさえすれば新規での顧問契約等になる場合がありますが、相談者も新規で開業したばかりであったりしますので、値段交渉で低く抑えてしまう傾向があります。
・親しい人などに紹介してもらう
友人などの経由で紹介してもケースもあります。保険営業の方などと仲良くなっていればその担当の方から紹介してもらう場合もあります。
紹介してもらうので、ある程度信頼性があり、新規での契約に結びつく可能性がありますが、紹介なので既存の料金体系に準じた価格設定になる場合があります。
・SNSを利用してブログやHPから集客を行う
こちらは、インターネット上でブログ等を公開することで検索で上位を取り、自動的に集客をする方法です。
問い合わせなどは、ブログ等で人となりをみてからくるので、マッチングしやすく新規での契約に結びつく割合は高くなります。
ただ、HPの効果が出るのに時間を要する(半年から1年かけてブログ等を書く)場合があります。
セミナー開催を通しての個別契約
上記以外にも、セミナーで「話す」ことができれば、新規での集客をすることができ、個別契約に結びつく可能性があります。
もちろん、セミナーを開催するということは
・セミナー自体で集客する必要があったり
・人前で「話す」技術も必要だったり
・パワーポイントもある程度理解しておく必要があります。
ハードルは少し高いですが、自分でコントロールしながら集客をすることができます。
もちろん、セミナーだけで終わらない、次につながる施策をしなければなりませんが、お互いに人となりが分かった形で新規での契約をするので、納得した形で顧問契約等をすることができます。
まとめ
新規開業時の一つの壁とされるのが新規契約。
リアルで集客するにしろ、ネットで集客するにしろ、時間と労力を必要とします。
ただ、何も行動しなければ結局は何も起こらないものなので
失敗しても動いてみるはその先の成果に繋がります。
自分自身もセミナーにしても、新規での営業でも失敗だらけです。
ただ、その失敗から次の糧になりますし、何度かセミナーもすれば人前で「話す」ことも慣れてきます。
「話す」ことは強みなること、失敗を恐れずチャレンジすることが独立開業時には必要になります。
【編集後記】
今日から、税理士試験が始まりました。
暑い夏ですが、税理士受験生の方はベストを尽くしてもらいたいと思います。