こんにちは、税理士のおぎーです。
今回は、HR SUMMIT SHIKOKU2017(フランクリン・コヴィ―・ジャパンの7つの習慣を聞く)について
HR SUMMIT SHIKOKU2017とは
先日、四国では初開催となるHRサミットに行ってきました。
HRとはヒーローではなく、
Human Resource(ヒューマン リソース)を意味し、
採用、育成、マネジメントを中心に、人事総務領域に関する情報を提供し、企業組織をより良くするイベントです。
参加者は、経営者・経営幹部・管理部門・人事総務部門の方を対象としてます。
講演にあたっては
元スターバックスコーヒージャパンCEO 岩田松雄氏
リクルートキャリア特別研究員 海老原嗣生氏
サイボウズ執行役員 関根紀子氏
など、2日間に分けて講演が行われました。
全部が全部講演を聞けたわけではないですが、どうしても聞きたいと思ったのが
フランクリン・コヴィー・ジャパン㈱コンサルタントの今成敦氏
念願叶って、話を聞くことができました。
出会いは書籍
読んだことがある人も多いかもしれません。
フランクリン・コヴィー著の「7つの習慣」
20年前に出された書籍ですが、今でも日本で絶大な人気を誇ります。
書籍自体も日本だけで200万部を超える大ベストセラーとなっています。
僕自体は、書籍を手に持ったわけでなく耳で聴きました。
Audibleで出されている「7つの習慣プライベートコーチ」全7巻からです。
聴くだけでも21時間(平日の往復の通勤時間7日分)を要します。
7つの習慣自体は
第1の習慣 主体的である
第2の習慣 終わりを思い描くことから始める
第3の習慣 最優先事項を優先する
第4の習慣 Win-Winを考える
第5の習慣 まず理解に徹し、そして理解される
第6の習慣 シナジーを創り出す
第7の習慣 刃を研ぐ
に分かれています。
7つの習慣の良さは大企業の組織的な視点だけでなく
パーソナル・リーダーシップ(個人での主体的な行動)を目的としており
個人としての時間管理・営業活動までを焦点としてます。
つまり、中小企業であったり、ひとり社長としてフリーランスを行っている方にも応用できるのが「7つの習慣」の良さでもあります。
オフィシャル・ファシリテーターの今成敦氏
日本にもフランクリン・コヴィー・ジャパン㈱がありオフィシャル・ファシリテーターである今成敦氏の講演を聞くことができました。
耳だけで聴くのとはやはり違い、
目と耳と少しのワークを通じて考えながらする「7つの習慣」はまた違った視点で発見がありました。
基本的な習慣の変え方
個人のミッションステートメントの書き方
最優先事項のフォーカスの仕方
人間関係の6つのパラダイム
シナジーへのプロセス等
1時間30分とういう短い時間ではあったのですが、非常に勉強になりました。
今成氏自身も、ある程度の時間をかけて、繰り返すことで「7つの習慣」を身につけていくべきと言っていました。
そういった意味でも、「7つの習慣」は短期的に、結果が出るものではなく
継続的に反復することで効果が出てくるものです。
それが分かっただけでも参加した意味はありました。
まとめ
四国初開催のHR(ヒューマンリソース)サミット。
東京や大阪に行かなくても、こういった学びが四国でも出来る事は嬉しい限りです。
視点は経営者や人事労務の悩みを解決するものではあるのですが、結果的には個人での主体性が時代の流れの中にも求められています。
個人的には、働き方改革等を表面的に見るよりも
20年前に出された「7つの習慣」を読んで・聴くことも勉強になります。
サミット自体も来年から組織から出る人間としても学びの多い時間でした。
こういったセミナーは地方でも活発に開催してもらえれば、地方組織も小規模単位で強くなります。
【編集後記】
現所属事務所での、ある出来事で業務外でバタバタしています。
一つの時代の終わりを目の当たりにしてしまうと、悲しいものがあります。