こんにちは、税理士のおぎーです。
今回は税理士がマーケティングを学ぶについて
税理士会資産税セミナー会場にて
実はマーケティング本は苦手
大学時代は経営学部だったので授業にて
経営学
経済学
会計学
マーケティング学等
を学びました。
結構真面目に受けていたのですが、苦手だったのが会計学とマーケティング学。
会計学はまだ日商簿記にも触れていなかった時代なので貸借対照表、損益計算書ですでにアレルギーでした。
もうひとつ苦手だったのがマーケティング学。
大手ブランド、家電、自動車メーカーの事例を学ぶのは楽しかったのですか、マーケティング理論が非常に苦手。
分厚い本に図解とページにビッシリの文字。
理解しようとしても脳みそが拒否します。
単位を取るのも非常に苦労した思いがあります。
気付けば好んでマーケティング本を読んでいる
時代は変わって現在。
税理士試験合格後からではありますがマーケティング本は好んで読んでいます。
集客
ブランディング
商品戦略
営業
顧客戦略
直接マーケティングには関係ないものもありますが事業を新たにやっていこう、今よりも経営成績を良くしようと考えた時に必要となります。
何度か話をさせて頂いているのですが今の時代は
税理士という看板
だけではお客様も集まってこないし、事務所で待っていたからといって人も集まらず、近隣の他の税理士とは何が違うのか強みや差別化をしていく必要があります。
長年税理士事務所として続けているところでも、あぐらをかいていると緩やかに顧客は減っていきます。
2世、3世の事務所はそういった傾向が特に強いので、税理士事務所、会計事務所の集客戦略セミナーやDVD販売が盛んになっているのかなと思います。
翻ってこれから独立しよう、独り立ちしようと考えた時にもやはり、マーケティングって大事なんですよね。
全くのゼロから立ち上がる場合はなおさら。
ですので、資格を取る前は
税理士になったらもっと税務の事勉強しなきゃ
と思っていたのですが、今は
もっとマーケティング勉強しながら実践しなきゃ
になってます。
もちろん税務は税理士として、知らないでは『罪』となることがあるので、常に最新の税務知識を頭の中もアップデートする必要があるのですが
今、学ぶべきはマーケティングなのかなと思います。
税務知識や税務署の対応、資産税で凄く強みを持っている税理士事務所もあるのに
マーケティング(集客、ブランディング化)できていない
または
自己で発信する能力がない(発信するやり方を知らない、発信するメリットを感じない)
残念な税理士も多いのかなとも思います。
良く言えば職人気質なんですけどね。
ブログ等でどんどん発信する税理士もいれば
人の紹介のみで繋がりを広げる税理士もいます。
どちらが良い悪いではないですけど
適正なツールを使うこと
はこれからの税理士に求められているのかなと思います。
まとめ
これからの時代は税務知識だけでなくマーケティング知識も必要といいますか必須だと思います。
小難しいマーケティング理論本を読んで下さいというわけでなく
神田昌典氏のマーケティング本
竹田陽一氏のランチェスター経営戦略本も
分かりやすく、読みやすいです。
著者も読者に対して読み易いように書いている本が沢山あるので、ご参考までに。
【編集後記】
四国松山市も昨日は台風でしたが、特に被害もなく過ぎ去りました。
若干水不足なので雨が降り続けてくれればと思います^_^