こんにちは、税理士のおぎーです。
今回は独立開業の営業・営業電話(税理士事務所に対する昔ながらの習慣を断ち切るのも一つの手段)について
庭で採れた花を乾燥中
独立して3ヶ月
独立して3ヶ月経ちましたが、多いな〜と感じるのが
郵送によるDM(ダイレクトメール)と営業電話。
DM自体は必要なものはスマホのスキャナーで撮って保管し、紙自体は捨てていますが、営業電話は突然かかってきます。
「〇〇に入会しませんか」
「〇〇の保険代理店になりませんか」
「会計ソフトのサーバー入れませんか」
「実務書(キングファイルの膨大な紙)買いませんか」
税理士事務所に関係あるものは無下にもできませんし、情報としては知っておいた方がいい時もあります。
元々は営業の出身でもあるので、電話営業の辛さもわかっています。
それでも従来型の税理士事務所の悪癖も節々で感じたりもします。
税理事務所の悪癖
まだまだ地方の方でも新規で独立開業した税理士は従業員を雇って中小規模の事務所に拡大していくと思われがちです。
そこで冒頭の
「先生、将来の従業員を見越してサーバーを入れませんか?」
「今でしたら、割安でご提供できます」
という言葉が出てくるわけです。
将来の従業員雇用を見越して、サーバー入れようかな?
安くなるなら、、、(分割払いで)
という事で、契約する税理士事務所もあります。
先行投資という意味合いもありますが、ひとりでやっていこうとする人間にはあまり必要なかったりします。
従来の税理士事務所型は人を雇って一人前というイメージは地方でも根深いです。
あとは実務書の販売。
各実務書の問答集などを揃えると百科事典並みに場所を取ります。
以前はどの書籍を棚に揃えているかで税理士の価値が分かるとも言われていました。
しかし、ひとりで事務所をしていると棚を見られることも稀です。
そして紙ベースの書式よりも検索できるデータベースで欲しいです。
その辺りはまだまだ紙が重宝されるので、今後に期待したいところですが
営業の方に
「〇〇先生方も買われているので、一冊是非!」
と言われてこちらも困ります。
「じゃあ、付き合いで一冊買おうか、、、」
とはなりません。
しかし、他の税理士事務所では仮に必要がなくても万が一の時のために実務書を買っている税理士先生が多いのですね。
それで営業がまかり通っているのもおかしな話です。
もちろん、税務面で問題に直面し必要があれば買いますが、、、
その辺りも税理士事務所の悪しき慣習の一つです。
まとめ
営業電話が掛かってきて、営業自体されるのは特に問題ないです。
こちらも説明してもらって初めて得られる情報もありますし。
ただ、環境として必要ないのに、業界として必要だからと推し進めてくる営業やせっかく来たんですから一冊どうですかというお願い営業は好きではないです。
提案する側も、税理士事務所の業界の流れ(税務や改正面以外)をもう少し見て・感じてもらいたい部分ではあります。
【編集後記】
娘(3歳2ヶ月)は来週から幼稚園でプール開き。
水は好きなので今から楽しみなようです。