こんにちは、税理士のおぎーです。
今回は、キャッシュフローコーチ養成塾神戸2期(1回目)について
税理士におけるお金の話について
税理士という職業上、お金の話というのは切っても切れない関係です。
法人税、消費税、所得税などの税金の話。
法人・個人含めての毎月の監査業務・決算業務にあたる財務諸表の話。
社長や個人事業主の個人的なお金の話。
相続においてはお金と気持ちの話。
など仕事においてはお金の話が起点となります。
そもそもの税理士試験で税理士を目指し始めたのも、大学時代などで全く会計に興味が無かったのが、営業や挫折などを経て、
「もっとお金のことについて詳しくなりたい」
と思ったのがそもそもの出発点です。
税理士の資格を取って人並みプラスアルファぐらいはお金に詳しくなったつもりですが地方の中小の社長などに取っては
税理士=ただ税金計算する人
というイメージはまだまだ多いです。
またそのイメージとは反対に税金計算もするけど、もっと会社の経営数字について税理士から知りたいと思う社長さんも多くなってきました。
自分自身も、勤務時代から総合的に会社の経営的なアドバイスをすることを心がけてきましたがまだまだ我流の部分を抜け出せていないです。
出会いは一冊の本から
去年ぐらいからセミナーコンテストなどを通して自分自身のセミナーで人に伝えられるテーマはないかと考えていたのですが、
大きくは分けると
・相続の話
・お金の話
の二つだったのですね。
お金の話で注目していたのが一冊の書籍で
一般社団法人 日本キャッシュフローコーチ協会代表の和仁達也著の
『超☆ドンブリ経営のすすめ』
視覚的にも分かりやすく、財務・経営数字に疎い社長さんにでもうまく伝えれるのではと考えました。
そして、そのための養成講座も開講されています。
それが
「キャッシュフローコーチ養成塾」
こちらの塾は東京・名古屋・大阪・福岡など全国各地で開催されています。
キャッシュフローコーチの目的は
会社の経営数字を使って経営者の本業の発展に貢献するコーチです。
主な役割は2つあり
・経営者の意思決定の判断基準や根拠を裏付けすることで、実践を後押しする
・顧問先の社員向けにお金の勉強会をすることで、社長と社員の立場の違いからくる危機感のズレを縮め、同じベクトルに向かわせる
です。
出会いは1年前だったのですが、いつか参加したいセミナーと思っていました。
そして今回4月に独立開業したのをキッカケに
キャッシュフローコーチ養成塾の神戸2期に参加することに。
講座内容
キャッシュフローコーチ養成塾は月に1回、全6回の講義およびプランによってキャッシュフローコーチを養成していきます。
参加者は定員の10名ですが、神戸だけでなく西日本各地から参加されています。
神戸、大阪、京都、愛媛、広島、島根など
職種も税理士だけでなく、コンサルタントや事務職員など個性豊かなメンバーが参加しています。
講師は、キャッシュフローコーチとして全国的にもトップレベルで活躍している
生岡直人氏
講師の方から直接聞く話だけでも勉強になりますが、講義は代表の和仁達也氏の録画映像で進めていきます。
映像で講義を進めながらも、その都度グループで話し合いを持ったり、課題を進めていったりします。
その辺りは、受け身でただ聞くよりも、声に出したり、自分ごととして考えたりで学びは深いです。
1回目も講義全体の概要的な話が中心ですが
・安心・安全・ポジティブな場作りをするには?
・成果の出る3条件とは?
・お金とビジョンとミッションの定義づけ
・セルフイメージの作成
など4時間の講義の中で頭をフル回転させながら考えながら進めていきます。
最後にグループ毎の課題提出項目が出されて終了。
6ヶ月間でキャッシュフローコーチとして成果を出すためにかなりのスピードで話を進めていくといった感じでした。
それでも、個人で進めるのではなく、グループで進めていくのでお互いの成長で切磋琢磨できるのではと期待の持てる1回目でした。
まとめ
キャッシュフローコーチ養成塾。
去年のセミナーコンテスト高松大会の出場もそうでしたが、一歩目を踏むのは勢いや勇気が入ります。
ですが、一歩を踏み出し、歩みが遅くとも進めていけば成果は少しづつ出る可能性を見出せました。
キャッシュフローコーチにおいても個性的なメンバーとともに6ヶ月間の成長を楽しみたいです。
【編集後記】
サッカー中継などで寝不足ながら午前中から仕事を。
夕方からは奥さんと音楽LIVEを楽しみます。