こんにちは、税理士のおぎーです。
久しぶりの税理士試験関連なのですが
今回は、春だけど5月からの直前期に備えるについて
基礎期・応用期の終わり
税理士受験生にとっては去年の9月から勉強されている方や、12月の本試験の合否通知を受けて、今年度1月から新たに勉強されている方。
3月末もしくは4月末をもってインプット中心の基礎期・応用期は終わると思います。
勉強始めた頃は、8月の本試験まで長いなと思いがちですが、ここまでくればあとは模擬試験ラッシュであっという間に時間が過ぎていきます。
ただ、4月はお花見、新生活シーズン。
街を歩くと新卒のフレッシュマンの方々が楽しそうに歩いていてフワフワした感じになります。
ただ、、、税理士受験生は違います笑
約13年間税理士受験生活を体験した僕だから言えます。
4月は一緒になってフワフワしている時でなく、これからくる直前期に備えなければなりません。
直前期とは
税理士受験生における直前期とは
5月から7月末までのことを言います。
厳密にいうと第68回税理士試験で考えると本試験日が
8月7日から8月9日が実施予定。
その前日までが直前期と言います。
某大手予備校のスケジュールを参考にすると
5月 実力判定公開模擬試験
6月 直前対策講義、プレ模試試験、直前対策模試試験
7月 全国公開統一模試試験、直前予想公開模試試験、ファイナル練習問題
ほぼ、1週間に1回は2時間の模試を受けることになります。
復習などをゆっくりしている暇もないぐらい、正に怒涛のスケジュールです。
4月、5月の第1週までが復習期の勝負の分かれ目
8月の税理士試験本試験に向けて、
日々頑張って勉強している方
仕事しながらで、年明けの年末調整、確定申告時期に追われてあまり勉強時間に当てられてない方
中だるみであまり勉強できていない方
様々かと思うのですが、4月と5月のゴールデンウィークまでが勝負の分かれ目だと考えています。
ここまでに「ちゃんと」今まで学んだことを復習できた方
授業が遅れている方も追いつける方
が本試験で結果を出せる方です。
5月からちゃんと勉強して追いつこうとする方は、すでに勉強してきた方に比べて大きく差が出ていますので追いつくのは至難の技です。
もちろん追いつくこともできる方もいると思うのですが100人いても1人ぐらいの割合です。
相続税法に例えると去年の合格者が400人。
5月からちゃんと勉強して合格できる方はわずか4人。
科目にもよるのですが、いかに勉強していないとリスクがあるかが見て取れます。
そんな小さな奇跡を信じるよりも日頃からコツコツ勉強した方が結果が出る確率は高いです。
そういった意味でも模試試験が始まる前の4月、5月に復習できているかが勝負の分かれ目になるのですね。
まとめ
4月は税理士受験生にとっては誘惑が多い時期です。
世間の流れに身を任せてフワフワしたくなります。
もちろん、絶対にしてはダメというわけではないですが、週末などに1日か2日はお花見に時間を当ててもいいと思います。
切り替えが大事で楽しいことが済めば、ちゃんと勉強する必要があります。
4月も終われば本試験まで3ヶ月なので頑張っていきましょう。
【編集後記】
知り合いの方から開業祝いでお花を頂きました。
新しい門出を祝ってくれるのは嬉しいものですね。