こんにちは、税理士のおぎーです。
今回は、税理士試験とお金の話(受験生活が長くなるとお金もかかる)について
道後温泉別館、飛鳥の湯(周辺はまだまだ工事中です)
専門学校の授業料は馬鹿にならない
税理士試験に5科目合格するためには、多くの人の場合大手の専門学校に通う必要があります。
5科目合格するために必要な年数は、早い人で3年から4年。
1年づつ1科目合格する人で5年から7年。
長くなると10年超、税理士試験生活を送る人も全国ではざらにいます。
こういった長期化する受験生活の中で、5科目合格するためにどれぐらいのお金を費やさなければならないのでしょうか?
僕自身の体験を踏まえて、改めてご紹介していきます。
税理士試験各受験ごとの金額
僕自身は、税理士試験5科目合格するまでに13年費やしました。
つまり、13年前から勉強をしているので今とは料金体系異なっている場合があります。
それでも、トータルで見た場合どれぐらいかかるのか参考にはなるのかなと思います。
では、税理士試験各受験ごとに見ていきます。
第55回税理士試験
大原
簿記論20万円(年間)
財務諸表論20万円(年間)
第56回税理士試験
大原
簿記論15万円(年間)
財務諸表論15万円(年間)
第57回税理士試験
大原
消費税法15万円(年間)
簿記論10万円(年明けから)
第58回税理士試験
大原
消費税法15万円(年間)
法人税法18万円(年間)
第59回税理士試験
大原
法人税法18万円(年間)
消費税法10万円(年明けから)
TAC
法人税法5万円(直前のみ)
消費税法(直前のみ)
第60回税理士試験
大原
相続税法→法人税法15万円(年内相続税、年明け法人税)
消費税法10万円(年明けから)
TAC
法人税法5万円(直前のみ)
消消費税法5万円(直前のみ)
第61回税理士試験
大原
相続税法15万円(年間)
消費税法10万円(年明けから)
TAC
相続税法5万円(直前のみ)
所費税法5万円(直前のみ)
第62回税理士試験
大原
相続税法10万円(年明けから)
TAC
相続税法13万円(年間)
第63回、第64回、第65回税理士試験
大原
相続税法10万円(年明けから)
TAC
相続税法5万円(直前のみ)
総合計297万円
年間平均約24.75万円
はい、およそ300万円ほど費やしています。
これは、受講形態にも依るのですが税法科目に入ってから直前期は大手予備校2社を同時に受講していました。
直前期になると各校で本試験の予想問題が出ますので年によって片方の予想が当たる時もありますし、
もう片方の専門学校の予想が当たる時もあります。
そういった意味で、年間費やす受講料も上がっているのですが、年間25万円も資格試験にお金を費やしているので働きながらでも大変です。
長期化するほど、受験に費やす料金もどんどん上がるので、短期で合格するのがやはり経済面でも楽になります。
まとめ
税士試験とお金の話。
各受験毎で13年間専門学校に費やした受講料を算出した場合
合計297万円かかっており、平均でも24.75万円かかっています。
もちろん、3年間から5年間で初学一発合格できれば100万円程度で受講料金額おさまるのですが
受験生活10年超かかると金額も3倍になります。
税理士受験生もそれだけのお金を費やさなければならないことも前もって知っておくことも重要かと思います。
【編集後記】
明日から三連休。親戚の結婚式で娘(2歳6カ月)と二人だけで東京まで行くことに。
初めての長距離の旅行が二人だけなのですが、楽しんできたいと思います。