こんにちは、税理士のおぎーです。
今回は、税法理論の書くスピードは?(汚い字は試験委員が読めない)
66回税理士試験の理論解答用紙の解答復元
税法理論の書くスピード
税法理論は覚えることが大事ですが、書くことも重要です。
ちゃんと書けていれば得点ですし
書けなければ得点なしまたは減点です。
正確に書くためには書くスピードが重要になってきます。
では、理論の書くスピードというのはどれぐらい必要なのでしょうか?
本試験の理論用紙は予め定まっています。
税法科目によって若干異なりますが
B4用紙、縦向き25行の用紙が配られます。
例として相続税の本試験で実際に解答した文字を復元しているのですが
一枚あたり10分程度で書いています。
3枚の理論解答用紙があれば30分
5枚であれば50分と目安をつけていました。
専門学校では理論用紙一枚あたり12分から13分を推奨していますので、それぐらいがスタンダードなのかなと思います。
スピードを重視するあまりの弊害
スピードを重視すれば弊害も出てきます。
それは文字が汚くなること。
さらに僕はミミズ字の癖があったので
遠目から見ると
〜〜〜〜
波線にしか見えない。
当時消費税法の講師からあまりにも字が汚すぎるので定例テストで50点中0点を食らったことがありました。
自慢ではないですが通っていた専門学校では一番汚く、全国でもトップレベルの文字の汚さだと自負はあります。
ただ、字の汚さは本試験においてもデメリットでしかありません。
せっかく正解の理論を書いても試験委員に読まれない可能性があります。
専門学校の講師からも口酸っぱく言われたので字が汚いなりにも綺麗に書くように努めました。
参考にしたのは大原の税法理論テキストの
「理論の書き方」
本試験でも実施していたのですが
1行両端は空けて
漢字は行間の3分の2の大きさで
ひらがなは半分ぐらいで
強弱をつけてメリハリをつけていました。
汚いながらも綺麗に書く努力は本試験本番だけでなく普段からの練習が必要です。
スピードを上げる練習と共に綺麗に書く練習もしていきましょう
まとめ
税法理論の理論を書くスピード。
標準は12分から13分
比較的早い人で10分から11分
猛者は7分から8分台の人もいます。
ただ、スピードも大事ですが
読める字を書くことが前提です。
普段から字が汚い人、ミミズ字、癖字な人は
試験委員に見てもらうんだ
という意識で普段から綺麗に書く練習をしましょう!
【編集後記】
四国でも雨と気温低下で例に漏れず体調を崩しています。
集中力も低下するので休めるときはゆっくり休みたいと思います^_^