こんにちは、税理士のおぎーです。
今回は、資格試験に忙しくても受かる人と受からない人の特徴?について
資格試験における受かる人・受からない人
資格試験。
簿記3級などの比較的簡単なものから
司法試験、税理士試験、公認会計士試験、社会保険労務士試験など
国家資格の難しい試験まで様々あります。
そんな自分自身も税理士試験受験中は如何に受かる人になれるのかを試行錯誤していました。
うまく結果が出ないときは
「試験本番で優秀な人と脳みそを変えてもらえないだろうか」
「5科目合格が必要なので、1科目100万ぐらいで買い取れないだろうか」
と本気で思った時期もありました。
しかし、他人と脳みそを変えるとか現実的でないですし
例え、1科目100万円で買い取れるシステムがあったとしてもそんなお金はないので現実的ではありません。
結局は、受からない人から受かる人になるために継続的に勉強を続けるしかないわけですがそこに気づくまでに随分と遠回りをしたものです。
冒頭紹介の
『資格試験に忙しくてもいつも受かる人といつも落ちる人の勉強法』
資格スクウェア代表の鬼頭政人氏の著書です。
主に、司法試験受験者向けに書かれた本ですが、難関資格の一つである税理士試験ではどうか当てはめてみたいと思います。
①受かる人はヤマを張る、受からない人は全部やる
ヤマを張る人の方が受かりやすく、全部やる人は受からないと言っています。
税理士試験では、消費税法の定例試験等ではいつも上位40%ぐらいの人が、たまたま本試験本番の直前に読んだ理論が全部でて、理論はほぼ満点でしたと。
その結果、その年の消費税法は合格したのですが、翌年の法人税法は同じように勉強してヤマを張ったけど結果がでず。
どうしても消費税の合格が自分の合格体験となってしまい、ヤマを張って本試験に臨む事が当然となり、何年も合格から遠ざかるという人もいます。
下手に、ヤマを張って一部の科目が合格できただけに、次以降の税法科目で壁にぶち当たることはよくあります。
初年度初学者はある程度ヤマを張るのは仕方がないですが、複数年以降になれば全部やるタイプでした。
②受かる人は半年しかないと思う、受からない人は半年もあると思う
ちょうど平成30年の本試験まで6ヶ月となるのですが、危機感の問題ですね。
もう半年しかないと思うのか。
まだ半年もあると思うのか。
ちなみに、危機感が薄いと
忙しい確定申告が終わってから
3月決算が終わってから
ゴールデンウィークが終わってから
本気で勉強をやろうという人がいます。
しかし、5月のゴールデンウィークから巻き返すのは真面目に授業をでて勉強している方に比べて追いつき、追い越すのは至難の技です。
それは複数年受験者でも同じことです。
今、危機感を持って取り組めるかがやはり大事です。
③受かる人は過去の自分と戦う、受からない人は他人と戦う
専門学校の通学授業クラスなどに出ていると多いのが
「あの人には、絶対負けたくない」
と張り合う人。
もちろん、他人と競い合ってモチベーションに変えることは大事ですが
結局は、自分のための試験です。
自分自身、複数年科目で前年A判定で不合格だった年は、去年の本試験の自分より上を目指そうと考えていました。
A判定であれば恐らくあと、2点か3点。多くても10点以内の範囲内で不合格だったので、去年の勉強の基盤プラス4点、5点でも多く、本試験でも取って帰ってこようと思っていました。
受かりたいなら、過去の自分と戦うことは大事です。
④受かる人は専門学校や講師に頼らない、受からない人は専門学校や講師に頼りすぎる
税理士試験では、結構分かれます。
講師と二人三脚で受かる人。
講師の話は聞くけど、あくまで自己流を貫く人。
講師はその道のプロが教えますで、何の疑いを持たずついていったら最終的に合格しましたと。
ただ、講師によって当たり外れがあるのも事実です。
受験者が講師と合わないということもあり得ます。
1科目・2科目と合格科目が増えればある程度は自分の中にある
「ここまですれば、合格できる」
を信じていいと思います。
講師の話を聞きながらも、自分で考えながら試行錯誤するタイプですね。
自分で考えれるようになれば「受かる人」に近づきますが
やり方を間違えていると「いつまでも受からない人」になってしまいます。
講師の話を聞きつつ、自分で考えるハイブリッドが求めらる部分かと思います。
まとめ
資格試験に忙しくても受かる人といつまでも受からない人。
勉強方法というよりは、習慣が主だった説明ですが
やはり大事です。
書籍から取り入れてもいいですし、近くにいる身近な人(昨年の合格者)から
受かる習慣は是非取り入れていきましょう。
【編集後記】
娘(2歳9ヶ月)が最近運動量が多いのか、少しづつ痩せてきたようです。
肥満児になるのでは心配してましたが、成長とともに体重増加も減ってくるものですね。