こんにちは、税理士のおぎーです。
今回は、「好き」なことで「食う」生き方の難しさについて
娘(2歳4ヶ月)と公園にて
「好き」なことで「食う」生き方
最近では、様々な本やセミナーなんかでも
自分の「好き」なことで「食う」生き方が盛んに取り上げられています。
好きなことだけして、食べていけたらそんな幸せなことはないですよね。
こういった背景には、一般的には、日本の閉塞感の中で、生活や社会的な安定のためだけに仕事をしている人達は、
とりあえず会社に通勤している人
嫌々ながらも我慢して通勤している人
引きこもりをこじらせる人
など同じような悩みに苦しんでいるからだと思います。
それを解決すべく、金銭的、社会的な安定のために働くのではなく
自分が本当に好きなことでやりたいことをして、食べていく生き方が推奨されるのです。
そうは言っても自分に置き換えて考えてみると
東京での営業はイヤイヤ仕事していましたし
税理士を目指してから最初に就職した造船所では、早く税理士事務所の実務に就きたくて、
「いつかは造船所を出よう」
と思ってましたし、
税理士事務所に入ってからは、今度は働きながら勉強することに本当に嫌気がさしてました。
こう考えてみると、どれも嫌々ながらも仕事したり、勉強したりしています。
途中で全てを投げ出したい時もありましたが、勉強にしろ、仕事にしろ最後までやり遂げようと思っていました。
去年税理士試験で官報合格したのですが、後ろを振り返ってみると嫌々ながらもしてきた事が積み重なって土台になっているんですね。
やるべきことをやり続けたからこそ自分自身の「好き」が今年になって見つかったよう気がします。
今では、比較的楽しく?仕事をしていますし、もちろん苦しんでもいます。
ただ、今までの土台があったからこそ税務業務、会計業務、相続業務にしろ自信を持って「好き」な事として追求できているのだと思います。
自分にとっての「好き」について
前時代的な考え方かもしれませんが、
好きではない、
得意ではないこと
をやり続けたらこそ、「好き」になって仕事として食べていこうと思っています。
今の状況が「嫌い」だからといって簡単に他に切り替えるのではなく、やり続けることが重要かと思います。
そういった意味で
「好き」なことで「食う」こと
甘美な言葉ですが、裏もあり、根拠や信頼がなければ
「好き」なこと「食っていけない」
になります。
独立したり、フリーランスとして働くことはもちろん素晴らしい事なのですが
甘美な言葉には棘がある事は注意が必要です。
まとめ
「好き」なことで「食う」生き方
実は大変な道であったりします。
この道を選んだからといって成功するわけでなく、失敗もあり得るわけです。
そのためにも今従事している業務はたとえ嫌でもやり続けることで、将来の「好き」な事として強みになってくると思います。
【編集後記】
今までやってきた事に貢献するため相続診断士として四国での立ち上げをします。
まずは、続けることを目標に^_^
四国診断士会立ち上げ