こんにちは、税理士のおぎーです。
今回は、税理士としてのターゲットの絞り込みについて。
ターゲットの絞り込み
セミナーコンテストに出ていたり、営業塾に参加したり、マーケティング関連の書籍でもよく言われている
『ターゲットの絞り込み』
実はつい8ヶ月前までは知らなかったです。
税理士事務所に勤めていると
既存のお客さんの監査・申告業務等が主にあるので
顧客とは事務所側から与えられるものと思っていました。
しかし、いざ税理士となって、事務所から外の世界に出た場合に
すべての人が顧客ターゲット
とするのは間違いなんですね。
紹介されたり、相談を持ちかけられたりが多い場合だと見えにくいのですが、
いざ自分から新規でお客さんを見つけようとした場合に、なんとなく営業・発信していたらいつまでたってもお客さんを見つけられません。
「僕、税理士です。困ったことがあったらなんでも言ってください」
では、お客さんからも相談しづらかったりします。
税理士=税金計算する人
では、他の税理士とも差別化できなかったりするわけですね。
そこで大切になってくるのが
『ターゲットの絞り込み』
つまりターゲット(対象)をあえて絞っていくのです。
例えば、
フリーランスの個人事業主のみを対象にします
相続専門の税理士事務所です
10人以下の小規模法人を対象にします
飲食店関係に強い税理士事務所です。
の様に。
「なんでもできます!」
の様なターゲットを広げた形なら薄ぼんやりしたPRになりますが、
逆に狭めれば狭めるほどメッセージ性も強くなり、選ぶ側のお客さんも選びやすくなります。
税理士という職業上、会計・税金業務という枠に限られますが、それだけでは何が強みで、何が苦手なのか相手の立場からすると見えなかったりします。
そういった意味でも、強みとなる専門性となるものを明らかにしてターゲット(対象)を絞り込んでいくことは、お客さんにも選ばれやすくなります。
マーケティングの観点からもこう言った考え方は、非常に大事になってきます。
まとめ
ターゲットの絞り込み。
究極的にはたった1人のお客様にまで絞り込んで下さい
とまで言われています。
1人に絞り込んだらお客さんいなくなってしまうじゃないか!
と思われがちですが、そこまで絞り込んで初めて自分自身が提供できる価値が見つけられたりします。
そして意外ですが、対象を少なくしたほど営業もしやすくなり、お客さんも増えていきます。
ただ、その他の見込みお客を捨てなければならないので
捨てる勇気
も行動においては大事になったりします。
【編集後記】
娘(2歳4ヶ月)の寝相が悪く、最近またベットから落ちる又は落ちそうになってきました。
簡易の柵でも足で蹴ってしまうので、別の対策が必要です大汗