こんにちは、税理士のおぎーです。
今回は、マイナスのチカラを原動力に(創業期前)について。
児童館の公園にて
マイナスのチカラをプラスに
税理士事務所に勤めていると理不尽な事は沢山あります。
一般的には
いくら残業しても残業代が出ない
給料が他の業界より安い
所長が理不尽な仕事の振り方をする
所長がゴルフで日中はいない
従業員同士で問題があっても所長が関与しない、見て見ぬフリをする
事務所内の改善要望を出しても改善しない
お酒の席でお客さんの悪口をいう、笑い話のネタにする
などなど。
所内が10人未満の中小事務所ならよくある事だったりします。
そういう環境にいるとやはり反発心や反骨精神が出来上がってきます。
税理士受験生時代は特に思っていた事は
もっと給料が欲しい
正当な評価をしてもらいたい
従業員には優しく接したい
お客様の悪口を言わない
などなど。
僕自身も口には出さないですけど、不平であったり、不満であったりはあります。(今も持っています)
そして自分自身に対するエゴは強く持っています。
ただ、こういったマイナスの感情が今現在は自分自身を動かす原動力になっています。
「今に見ていろよ」と
一般的な成功法則本には
市販で売っているいわゆる成功法則の本。
自分自身に崇高なミッションを持って
世のため人のため役立つような仕事をしていきましょう
というもの。
そういった行動をする事で巡り巡って自分に返ってくると。
お金は大事ではないですよ。
と先人達は言われていたりします。
税理士としての立場では
税理士の使命として
税理士は、税務に関する専門家として、独立した公正な立場において、申告納税の理念にそって、納税義務者の信頼に応え、租税に関する法令に規定された納税義務の適正な実現を図ることを使命とする
税理士法第1条より
社会的使命を持って行動していきましょうという事ですね。
ただ、事業を開始したり、事業を継続するにあたり事業資金は必要ですので
『お金は大事です』
お金がなければ家族を養っていくことを出来ないかもしれません。
ですので、公的な使命を持ちつつも、最初のうちは自分のエゴを持って行動してもいいのかなと思います。
ゼロからのスタートで
お客さんをもっと獲得したい
もっとお金儲けをしたい
家族の生活を楽にさせたい
そういったことを実現した後で、
公的使命を持って行動してもいいのかなと思います。
公的使命が先行して
最初は安くやりますよ
お客様の笑顔が見れるなら無料でやりますよ
では、結局自分自身の生活が立ちゆかなくなるという事ですね。
まとめ
誰しもが、マイナスの感情であったり、エゴを持っていたりします。
マイナスの感情やエゴを持つ事は悪い事でなく、
時には自分自身の行動の原動力になります。
思えば税理士受験時代もエゴとマイナスの感情で満たされていました。
ただ、それがあったから長い受験生活も耐えられて、合格できたのかなと思います。
そしてそれは税理士合格後も動くチカラの原動力になったりします。
まずは、行動してみるといった場合もマイナス面を上手く使ってあげるといいかもしれません。
【編集後記】
娘(2歳3ヶ月)のトイレトレーニング継続中です。
保育園では出来るのに、家では出来なかったり、親としてはヤキモキしますが、辛抱強く耐えていきたいと思います^_^