こんにちは、税理士のおぎーです。
今回は税理士試験の試験時間は2時間10分ある?です
実家にてほうきを持って走る娘と甥っ子
税理士試験の試験時間は2時間
冒頭の通り、税理士試験の試験時間は2時間です。
じゃあタイトルは嘘なのか?
というと嘘でもないんですよね。
以下、本試験での自己の体験を基に。
①問題用紙と解答用紙の枚数の確認
受験会場によるのですが、試験会場に入室するとあらかじめ問題用紙と解答用紙の枚数が黒板等に書いていてくれていたりします。
四国の高松受験会場は前もって書いてくれていました。
広島受験会場では試験開始10分前の問題用紙と解答用紙を配り始めたタイミングでホワイトボードに書いていました。
そこから何を読み取るのか?
問題と解答用紙のボリュームを確認するんです。
本試験まで残り20日前。
この記事を読んでいる受験生は多くの問題用紙と解答用紙を演習で解いていると思います。
その場合、制限時間内に解き終わらない問題って問題用紙が多かったりしますよね。
それは本試験でも同じであったりします。
税法科目にもやりますが
解答用紙は
理論解答用紙5ページ
計算解答用紙5ページ
合計10ページ
問題用紙は
12ページから15ページ
が標準とします。
それが本試験で問題用紙20ページとあると
スピード重視の問題なのかな?
全部は解き終わらないな?
頭から解かず解けるところから解こう
など想定しながら戦略が立てれます。
同じ事は解答用紙からも
理論解答用紙と計算解答用紙が
15ページ以上あるなら
たくさん書かかないといけないのかな?
逆に解答用紙が少ないと
精度重視、理論ベタ書きはないのかな?
と問題を見る前から想定できます。
②解答用紙に名前を書く時点で試験はスタートしている
解答用紙が配られると受験番号を描く時間があります。
ただこの時に書く事に100%集中してはいけません。
斜め上を見ながら
理論用紙は何枚か?
理論の問題指示は印字されていないか
問1と問2で解答用紙が分かれていないか
を確認していきます。
計算も
計算解答用紙は何枚か?
最後に個別問題など2問形式でないか
去年の相続税では計算の解答用紙が多くて沢山書かないといけないかな?
と想定していたのですが、実際は計算枠が広くとられているだけでそんなに書かなくても良い
など白紙の計算解答用紙からも沢山の情報を得られます。
③大きな声では言えないですけど、、、
②の続きで受験番号を各解答用紙に書いている途中に消費税では
各計算解答用紙に
(単位:円)
書いてました。
単位:円は書く、書かない賛否ありますが
書くなら書く
書かないなら書かない
で試験が始まる前に決めておいた方がいいです。
僕は書く派だったので
受験番号を書きながら計算解答用紙に
(単位:円)
も書いていました。
あとは法人税、消費税では最終納付税額書くところがあれば
52,000
と適当に書いていました。
時間がなくて書かないとかもあったので、始まる前に見つけたらサラッと書いていました。
まとめ
税理士試験は試験が始まる10分前から情報を得ることが出来ます。
真面目に試験開始から問題と向き合うのではなく、試験開始10分前からある程度解答用紙から想定しながら本試験に向き合うべきだと思います。
これは、やっている人はやっているし
やっていない人はやっていないです。
ただ、あとラスト1分時間があればと思うことって普段の答練でもあったと思うんですよね。
それは本試験本番でも起こりえます。
そのラスト1分を絞り出すためにも、試験開始前から問題と向き合うのは大切だと思います。
【編集後記】
昨日は、愛媛県松山にて
フェイスブック1,000人異業種交流大会でした。
不特定多数の方と挨拶をしないといけないので逆に疲れました^_^