こんにちは、税理士のおぎーです。
今回は営業について。
税理士の多くは営業が苦手
先に言っておきます。
僕は営業が苦手です。
大卒新人の頃は営業会社に就職しましたが成績はさっぱりです。
無資格で営業職を続ける事は無理だと思ったので、営業会社を退職した後は税理士を目指して勉強を始めました。
勉強は13年間続けていたのですが、その間に今の税理士事務所に就職しました。
税理士事務所の創業は昭和50年代からなので40年もの歴史がある地元でも老舗の事務所です。
歴史が長い事はいい事なのですが、デメリットもあります。
基本、殿様商売なんですね。
事務所のカンバンを掲げていたら、待っていてもお客さんが来る
お客さんの所に伺う事はあまりなく、基本何かあれば事務所に来てもらう
積極的に問題提議はせず、お客さんからの質問の都度だけ答える
横柄な態度をとっていても、先生、先生と言ってついて来てくれる。
一般的にはこんな感じでしょうか?
昔はそれでよかったかもしれませんが、今の時代には完全にマッチしていないです。
結果どうなるのか。
お客さんも自然と離れていくんですね。
お客さんが減ってくれば増やしていかなければならないのに、
増やし方がわからない
営業の仕方がわからない
となるんですね。
社内にはそんなノウハウもないので、代表税理士が
「お客さんをこれからはどんどん増やさないといけない」
と言っても、冷めた空気が漂うだけです。
結局何もできずに、日々の業務に忙殺されてなんとなく一年が過ぎていく。
そんな事務所、特殊だと思われる方もいるかもしれませんが、全国でも結構多いと思います。
歴史が長い税理士事務所で、2代目、3代目の代表税理士がいる所は特に。
そんな所にいて果たして営業が強くなるか?
答えは「ノー」ですよね。
ストック営業塾
社内で営業のノウハウがないなら外に求めるしかありません。
そんな時に出会ったのが張替一真さんのストック営業塾。
『今日からあなたもスーパー営業マン』
などのテクニック的な営業塾ではなく
営業の基本のキから教えてくれます。
挨拶
表情・目線
姿勢
声
返事
相槌
どれも基本的な事です。
「どれも知っているよ」
という方は多くいるかもしれませんが
「いつでも上の6つ完璧にできてるよ」
という方は少ないと思います。
そんな基本的な事だからこそ真剣にやる事で成果を出していく。
そんな営業塾に昨日は参加して来ました。
ストック営業塾 高松で今回8期目となります。
参加者は20人ぐらい。
皆さん普段の職業はバラバラです。
価値観も皆さんバラバラですけど、一つの目標に向かって、熱く、集中しています。
全5回中の昨日は1回目でしたが、
昨日は声が枯れるぐらい大声を出し
汗が吹き出るぐらい動きました。
ただ、聞くだけのセミナーとは違います。
事務所では得られない体験だからこそ、既存の殻を破って、営業のできる税理士になっていこうと思います。
【編集後記】
仕事の方は、少しづつですが決算業務を終わらせていっています。
決算業務の他、相続案件もあるので、処理速度を早くして集中してやっていきたいと思います。