こんにちは、税理士のおぎーです。
今回は、十人十色の「ひとり税理士」という生き方(先行く先輩達の生き方を真似ぶべき)について
「ひとり税理士」という生き方
税理士資格を取る前の受験生時代、科目合格4科目を取り残りは1科目という状況でぼんやりと考えていたのが、官報合格後の身の振り方。
想定していたのが
①所属事務所で税理士として働き続ける
②新しく比較的大手の税理士事務所に再就職する
判断基準は、資格を取ったらより給料の良い所に所属したいという事でした。
すでに税理士資格を取って独立開業した税理士仲間もいましたが、
「自分は人の下で補助的な立場の方が力を発揮するタイプ」
と勝手に思っていたのです。
そんな時に出会ったのが、友人から紹介しもらったのが
井ノ上陽一氏著書の「ひとり税理士の仕事術」
ひとりで独立して、ひとりで税理士事務所として「食べていける方法」を余す事なく紹介しており、初めて読んだ時は衝撃を受けました。
それと同時に、
「あっ、自分でもひとり税理士としてなら独立開業できるかも、、、」
と思ったわけですね。
自分の人生ですから、人に雇われて生きていく方法(脇役として生きていく方法)よりも、自分自身が主役として生きていく方法も選択できるんだと思いました。
そして自分自身の人生を動き出す最初の一歩のきっかけになったのは、間違いなくこの一冊です。
この本と出会ってから2年後の今現在は「ひとり税理士」として独立開業しています。
十人十色の「ひとり税理士」という生き方
ひとり税理士として活動している方は、井ノ上氏以外にも全国各地で活躍している方がいます。
ほぼ全員の方が、毎日ブログ更新か、平日毎日ブログ更新しているので自分自身非常に参考にさせてもらっています。
そんな中で書籍化された
十人十色の「ひとり税理士」という生き方
10人の既に独立開業して活躍されている「ひとり税理士」の諸先輩方の生き方が紹介されています。
10人の中には実際にお会いしたり、メールで何度か相談させて頂いた方もいます。
そして「ひとり税理士」として仕事術や独立前後の成功した事・失敗した事を余す事なく紹介して頂いています。
個人的にも独立前も独立後も
「ひとりで悶々と考えない」
様にしています。
自分自身が陥っている壁や失敗は多くの先ゆく「ひとり税理士」の先輩方も同じ様な体験をしています。
またそれに対する解決策も提示されています。
独立開業したら自分のオリジナルを考えていくべきと思いがちですが
失敗を乗り越えた先輩方の方法を「真似ぶ」べきです。
ホントそれは丸パクリでも良いくらいに。
そこから次に行動する障壁が低くなるなら、悶々と考えて行動できないよりも、真似て行動した方が何倍も成果を上げられるようになりますので。
まとめ
十人十色の「ひとり税理士」という生き方。
様々な視点で「ひとり税理士」の生き方が描かれています。
現在読んでも、
「そうそうそう!」
と思える事や
「この方法、真似してみよう」
と思える事は沢山あります。
「ひとり税理士」として生きていくならぜひ読んでもらいたい一冊です。
【編集後記】
昨日は、相続相談。普段は「ひとり」なのですが、案件よっては税理士・弁護士・司法書士などでチームを組んで動いています。
案件が終わればチームは解散して、それぞれが次の案件にいくのですが
一つの案件に対してそれぞれ士業の方が共有情報を持ちながら動くのでスピードと問題解決能力は高いです。
お客様からの満足度も自然と高くなりますしね。