こんにちは、税理士のおぎーです。
今回は税理士試験における文字の綺麗さは合否に影響する?について
税理士試験は筆記試験
国家試験における税理士試験は、筆記試験です。
社会保険労務士試験などはマークシート方式です。
マークシートであれば機械の読み取りにあたり塗りつぶしのみに集中する必要があります。
それに比べると筆記試験ではある程度の字の「綺麗さ」が求められます。
字(解答用紙)を見るのは機械ではなく、担当試験委員。
採点方法は公開されていませんが、過去の試験委員だった方のコメントなどから、採点は担当試験委員のみがしているとされています。
税法であれば受験者が一番多い科目で消費税法の7,900人。
理論と計算で分かれますが、基本一人の試験委員で7,900人分の解答用紙を見るのは大変です。
さらに既存仕事の通常業務をこなしながら採点をするので疲れた環境下で採点をする場合もあるかもしれません。
そんな採点する中で
理論用紙の中に、読めない文字がある
計算用紙の中に、1なのか7なのか分からない
0なのかCなのか分からない
となれば採点者も人間なので気が滅入ります。
仮に理論の書いてあることや、計算の数字は合っているはずなのに、採点者が読めないが為に×とされればどうでしょう?
1点や2点の差でも致命傷になる場合があるので、やはり時の綺麗さというのは合否に影響すると言っても過言ではないです。
ミミズ字、数字が潰れていては読めない
受験生時代の話。
自分自身の字は綺麗な方では無かったです。
むしろ専門学校内でもトップクラスの汚さ。
悪癖として、
理論はミミズ字で
離れて見ると
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ぐらいにしか見えない
数字については
1000と書いているつもりですが
1・・・としか見えなかったり
1CCCCとしか見えなかったり
それでも担当講師は優しいので確認テストとかではなんとか採点してくれていました。
しかし、担当講師以外で全国模試などで外部の人間に採点してもらった場合
自己採点よりも10点低い点数で答案用紙が返ってきたこともありました。
コメントには
「もう少し字を綺麗にかきましょう」
の一言。
このような状態であれば、本試験でも自己採点と乖離する可能性があります。
そこで本試験1ヶ月前の7月ぐらいから多少スピードは落ちても字を気持ち綺麗に書くことは毎年気をつけていました。
理論であれば漢字は大きく、ひらがなは気持ち小さく
数字は1と7ははっきり書くとか
0は潰れないように書くとか
字が綺麗な人はいいですが、もしかしたら
「自分は字が汚いかも?」
と思う人は、本試験の1ヶ月前からでも字を綺麗に書くことを実践していきましょう。
まとめ
字を綺麗に書くこと。
本試験においては、字の汚さはリスクであり、デメリットでしかありません。
心がけだけでも字は綺麗に見せる事ができます。
人による採点だからこそ、採点してもらえる文字を心がけていきましょう。
【編集後記】
本日はワールドカップ日本代表戦。
普段サッカーを見ない奥さんも楽しみにしているので、ブームはすごいですね。