こんにちは、税理士のおぎーです。
今回は、『夢をかなえるゾウ』(人生にちょっとだけ役立つ優しい成功本)について
世の中に溢れる成功法則の本
書店に行くと成功法則の本というのは結構あります。
人の持つ元々の欲求で
お金持ちになりたいとか
いい車に乗りたいとか
異性にモテたいとか
そういった欲求を満たす方法や、心の琴線に触れる部分として
人が成功した後の「成功法則」が書籍などで多く出ています。
手法は
すぐに儲かる方法から
精神的な面に訴える
ものまであります。
ただ、多くのものは人が成功した後の「成功法則」が語られているので
一般の人では真似ができなかったり
多少成功した人がもっと成功する方法
であったりします。
成功法則は簡単に手に入りそうで、手に入らない(すぐに成果の出ない)ものであったりします。
夢をかなえるゾウ
冒頭で紹介した水野敬也著の
『夢をかなえるゾウ』
刊行は2007年なので10年前の書籍です。
まだ、「好きなことを仕事にする」
「好きなことで食う生き方」
などがちょうど出る(流行りだす)前夜の頃に出された本です。
本著は冴えない会社員の「僕」とインド象に似た神様「ガネーシャ」との会話形式で物語が進んでいきます。
テーマは、冴えない「僕」がどうやって成功法則をモノにしていくのか。
魔法のランプのようにランプを擦るとあっという間に成功する方法を神様ガネーシャが授ける、、、
というものではありません笑
誰でもできる、小さな成功習慣の課題を1日ごとに神様ガネーシャが出して
「僕」が乗り越えていきます。
その習慣というのが
・自分の靴をみがく
・食事を腹八分におさえる
・トイレ掃除をする
・一日何かやめてみる
・毎朝、全身鏡を見て身なりを整える
といった単純・基本的なものです。
ただ、営業塾等のセミナーでも学んだのですが
「基本のキ」
が大事だったりします。
むしろ非常に大事です。
人は誰でもできることを、やらなかったり・馬鹿にしたりするものなんですね。
それでも「夢をかなえるゾウ」では人の成功習慣の「基本のキ」を丁寧に教えてくれます。
再現性(真似ること)は非常に高いです。
あとは、成功するために自分自身で「行動」できるかどうかなのかを問うています。
「行動」が一番ハードルが高いのですが、続けることで結果も出てきます。
まとめ
10年以上前の本ですが成功法則の「基本のキ」を学ぶことができます。
実は独立開業した時に一番最初に何をしたか?
といえば、靴を磨いて、身なりを整えました。
勤務時代は、あまり自分自身の見た目や靴も関心を寄せていなかったのですが
見た目を変えただけでも人は案外気づいてくれます。
初めて会った方にも「良い印象」を持たれます。
「靴を磨いただけでそんな馬鹿な」
と思われる方もぜひ実践してもらいたい一冊です。
ただし、すぐに成果は出ず、行動しなければ結果はついてこないことはお忘れなく。
【編集後記】
土日は家族で買い物に行っていたのですが、娘(3歳)のイヤイヤ期が激しく、途中で買い物を断念。
わかっちゃいるけど、理屈でないこともありますね汗