こんにちは、おぎーです。
今回は自分の振り返りという意味で昨年まで受けた税理士試験について
税理士試験とは
税理士試験とは国家資格である税理士になるために毎年年1回、8月に開催される試験です。
必要とする合格科目は5科目。
会計科目である簿記論、財務諸表論は必須科目とされており、この2科目は必ず合格しなければなりません。
会計科目以外に、税法科目として法人税、所得税、消費税、相続税、固定資産税、国税徴収法、事業税、酒税があります。
税法科目も必須科目があり、法人税と所得税はどちらかは合格する必要があり、残り2科目は選択式でどの科目でも選択することができます。
合格基準は目安としては60%以上の得点を必要としていますが、競争試験のため各科目10%前後が合格できる人数です。
つまり、1,000人受験者がいれば上位10%だと100人ぐらいが合格できるという事です。
点数は国家資格としては珍しく公表されておらず、自分が何点だったのかは分からないのですが、通知結果で合格とアルファベット(AからDまでありAから順番に成績が下がるごとにDまで評価されます)
一般的な5科目合格までかかる年数として5年から8年が平均とされていますが正確なデータは無かったりします。
自分のこれまでの合格年数
さて、自分に置き換えてみますと、初めて税理士試験を受けたのが(平成17年)第55回税理士試験です。
各科目ごとの合格年数で見ていくと
財務諸表論 合格 第56回(平成18年)
簿記論 合格 第57回(平成19年)
法人税 合格 第60回(平成22年)
消費税 合格 第61回(平成23年)
相続税 合格 第66回(平成28年)
勉強は平成16年9月から開始してますのでおよそ12年間勉強していました。
最初の2年ぐらいはフリーターとして無職で勉強していた時もありましたが残り10年ぐらいはほぼ働きながら勉強です。
こう書いてみると長いですねσ^_^;
長かった税理士受験生活、でも諦めなかった
官報合格まで12年ほどかかったのですが、途中何度も、というか何百回、何千回も勉強するの辞めようと思いました。
それでも税理士になることが当初の「夢」ではなく「目標」になってからは気持ちが負けない事の方が多くなったのかなと思います。
階段は一歩、一歩です。
人より多く立ち止まることも、遠回りする事もありましたが、諦めなかったから今ここにいるのかなと思います。
もちろん、今現在も資格試験を勉強している方はいつ終わるかも分からない試験勉強に挑むことは不安もありますし、怖さもあります。
それでも諦めない気持ち、不安に打ち勝つ気持ちが最終的には結果に結びつくのかなと思います。
精神論的な話でしたがもちろん勉強には合格するためには、合格するための勉強方法があります。
その方法は多くは大手受験予備校などで教えてくれることなのでそれを後はちゃんと自分の中に落とし込めるかが大事になってくるのかなと思います。
まとめ
税理士試験は官報合格するまで5年から8年までかかる場合が多く、長く辛い自分との戦いです。
その平均期間の倍受けた人間から言えることは諦めなければいつかは合格できるという事。
確定申告時期も終わり8月の税理士試験まで150日をきっているようなので税理士受験生を応援の意味で書きました。
【編集後記】
今回の記事は自分への過去の振り返りも含めて書いたのですが、合格するまでに色々ありました。
自分が体験した事の棚卸も含め少しづつ進めていこうと思います^_^