こんにちは、税理士のおぎーです。
今回は第138回相続アドバイザー3級を受験される方へ
第138回相続アドバイザー3級について
2017年の10月22日(日)には銀行業務検定が主催する第138回相続アドバイザー3級が実施されます。
まずは相続アドバイザー3級の概要について
相続アドバイザー3級は銀行の営業担当者や窓口担当者が相続に関する相続業務にあたって必要とされている
基礎知識や実務知識についての習得程度を測定します。
受験資格は特になく、受験者は銀行関係者だけでなく、大学生、証券取扱員、税理士、弁護士、司法書士あるいは
それに従事する人達も幅広く受験しています。
試験は四答択一式が40問(各2点)
事例付き四答択一式が10問(各2点)
のマークシート方式方式で合計100点中60点以上であれば合格となります。
試験時間は150分(60分経過後は途中退席可能、試験終了10分前まで)
科目構成は
相続の基礎知識 20問
相続と金融実務 15問
その他周辺知識 5問
事例 10問
難易度は3級とはいえ、相続のマニアックな問題が多く相続の実務に従事していても簡単には合格できない構成になっています(僕は相続と金融実務が非常に苦手でした)
第176回の自身の実績と平均点
相続アドバイザーは年2回実施。
僕自身は176回を受験して合格したのですが
僕自身の得点内訳と
前回の平均点を見ていきます。
第176回相続アドバイザー3級
自身の得点数
注()は平均点
相続の基礎知識 38点(18.64点)
相続と金融実務 20点(20.03点)
その他の周辺知識 8点(6.37点)
事例 14点(10.97点)
合計78点(55.95点)
合格率は43.78%
半分より若干少なく合格しています。
平均点では合格できない基準です。
金融機関に勤めている方は「相続と金融実務」が強い(点取り所)か思うのですが
それ以外の方は、「相続と基礎知識」が力を入れて点を取るべきところかと思います。
「相続と基礎知識」だけで40点配点がありますので、高得点が取れれば他で多少ミスが出ても
残り20点から30点は取れれば合格点(60点)に達するかと思います。
残り1週間の戦略
10月22日の試験まで残り1週間です。
確実に合格するために何をすべきか?
一つは直近のものから過去3回分の過去問題の解き直し。
相続アドバイザー3級に関しては目新しい問題を出すというよりも
過去にでた問題が似たような形式で出ます。
経済法令研究会から出ている
相続アドバイザー3級の問題解説集はぜひ解きましょう。
本番当日に必ず力になってくると思います。
平日2時間以上も問題を解く時間が無いよという方は
各設問ごとでいいので解きましょう。
「相続と基礎知識」だけであれば30分で解き終わります。
あとは同じく経済法令研究会が出している
相続アドバイザー3級受験対策シリーズ
第一章と第三章が
「相続と基礎知識」
「事例」
にも対応しています。
さらに時間がある方は「相続と金融実務」「その他周辺知識」まで読み進めていきましょう。
過去問題を解いて、受験対策シリーズを読み直すだけでも5点から10点は点数を上げられます。
過去問題集やテキストを持っていない方は論外ですが、ちゃんと勉強をして半分ぐらいしか正解しない方は
残りの1週間で上記の方法を試してみてください。
まとめ
相続アドバイザー3級の合格率は43.78%ですがなめてかかると合格できないです。
相応の準備が必要ですので
過去問題を解く
受験対策シリーズのテキストを見直す
この2点で残り1週間も計画的に勉強して本番に望みましょう!
【編集後記】
今日は、地方祭りで会社も休み。代わりに健康診断なので有意義に時間を使いたいと思います。