こんにちは、税理士のおぎーです。
今回は、育児について。お父さんが育児に参加すると子どもの自己評価は高くなるのか?
従兄弟同士で石拾い
ブームもひと段落したイクメン
ここ2、3年の間で男性が育児に積極的に参加するイクメンブームが到来しました。
昨年まではテレビや雑誌で多く取り扱っていたと思うのですが、最近ではひと段落したのかなと思います。
ただ、実際に子を持つ親はブームの流行り廃りがあれども、目の前の子どもはどんどん成長していきます。
イクメンブームもひと段落したから、お父さんは育児に参加しなくていいよね?
とはならないわけです。
そこでお父さんが育児に参加する事について。
子どもの自己評価は高くなる
子どもの心を育てるうえで、一番大切なものは一体なんでしょう?
しつけも大事。
勉強も大事。
ただ、その土台になるというべき最も大切なものは
自己評価(自己肯定感、自尊感情)
と言われています。
この気持ちがしっかり育まれていれば
しつけやルールが上手く身についたり
勉強に集中できたり
常に強い不安や緊張の中で過ごす事が低減されて
心身症や非行の可能性が低くなります。
そして、この自己評価、お父さんの育児行動によって差が出てくると言われています。
5から6歳時点で、お父さんの育児行動が
①平均点以上だった家
②平均点以下であった家
で比較した時に
「自分は生きていてもしかたがないと思う」
と答えた子どもの割合が
①の家庭では6.8%
②の家庭では18.5%
という結果になっていると言われています。
また
「自分は独りぼっちの気がする」
と答えた子どもも
①の家庭は15.9%
②の家庭では30.8%
となっています。
いずれも①のお父さんが平均点以上育児に参加している過程の方が
自己否定感の割合が低くなっています。
裏を返せばお父さんが育児に参加すると子どもの自己評価が上がる
というわけですね。
子どもが生まれたらお父さんにできること
ではでは、お父さんが平均点以上育児に参加している過程とはどんな過程でしょう。
子どもが生まれてからお父さんにできる事とした上げてみたいと思います。
①できるだけ早く帰る
②自分のことは自分でする
③子どもとお風呂に入る
④夜泣きをあやす
⑤オムツを替える
⑥子どもと一緒に遊ぶ
当てはまる項目が多いほど、お父さんが育児に参加している割合が高いといえます。
それが0もしくは1しか当てはまらないと将来自己肯定感が低くなる可能性もあります。
(注、上記がすべての要因というわけではなくあくまでも指標です)
まとめ
お父さんが育児に参加するとこと。
子どもの成長には大事なことだったりします。
積極的に参加することで、子ども自身も心の成長を遂げてくれますので、イクメンブームに踊らされず積極的にお父さんも参加していきましょう。
【編集後記】
今週からは仕事に、個人の用事に終われそうです。
車での移動時間も多くなるので、運転中は「聴く」を上手く活用していきたいと思います(^_^