こんにちは、税理士のおぎーです。
週一の記事になっている税理士試験の話。
今回は税理士試験本番は100%の力を発揮出来る?です
広島の試験会場であるホテルサンプラザ
本試験本番で100%の力を出すために
税理士試験は年一回の試験なので、試験当日に自分の力の100%を出したいと思われがちです。
例に漏れず僕も本試験当日に100%の力を出したいと思っていました。
しかし13回税理士試験を受けて100%力を出せたと思えた回数は0回です。
普段の演習模試等では解ける問題が全国模試ではミスも多くて普段の半分の力しか出せなかった
ってよくある事ですよね。
そんなもんです。
本試験当日でも普段の70%から80%の力が出せれば良しとしてました。
固定資産税の計算のように満点勝負でなければミスの1つや2つは許容範囲だと。
ただ、致命的なミスだけはしないように、よくミスする所は意識して間違えノートなどを見ていましたが。
まずは本試験では実力の100%は出せないと考えれるのが重要かと思います。
本試験と同じ時間に解く
それでも本試験当日に100%に近い形で力を発揮するために大切な事。
本試験当日と同じ時間に2時間問題を解く。
簿記論、法人税などは9時から
財務諸表論は12時30から
消費税は15時30からなど
働きながら勉強している人は残り土日などを使って、やる必要があると思います。
ちなみに簿記論の受験専念なのに夜型のタイプで朝9時から問題を解いたことは数えるほどしかないです
という人もいました。
ただ、そういう人の本試験の結果は言うまでもないですね。
いくら夜型でも本試験の時間は変えられないので、頭のスイッチを本試験バージョンに替えないといけないです。
100%に近い形で力を発揮するために本試験の試験時間通りに2時間問題を解く。
単純なのですが大事です。
本試験当日のルーティン
他の人が当てはまるか定かではないのですが本試験当日のルーティンを決めていました。
9時開始の法人税受験時の時は
広島のサンプラザホテルに宿泊し、ホテルの横が本試験会場でした。
理由は移動時間の短縮と移動の疲れの軽減です。
そして当日は
朝4時に起床
↓
4時10分
タックの補助問題など簡単な問題を60分で解く
↓
5時20分
理論を一題手慣らしでベタがきで書く30分ぐらい
↓
6時
おにぎりなど簡単なものを食べる
↓
6時15分
そこから8時まで理論を回す
↓
8時
雰囲気に慣れるため会場の下見
8時以降は可能な限り水分を取らないようにする
↓
8時15分
再びホテルの部屋に戻り理論を最後回す
↓
8時40分
ホテルのチェックアウトをして会場入り
↓
9時試験開始
こんな感じです。
僕は個人的に緊張するとすぐお腹が痛くなるので試験の2時間前までには食事をすまし、水分も試験開始1時間前から取らないか、取るとしても常温の水を少しだけ飲んでいました。
あとは当日いきなり電卓を叩いても緊張で電卓ミスをするので簡単な総合問題を解いて、さらに理論をベタ書きで準備運動していました。
ホテルの下が試験会場とか「ずるい受験」をしていたのですが、合格する確率が上がるなら試験開始直前までなんでするといった感じです。
僕の例は極端ですが、100%に近い形で力を発揮したいなら、本試験当日は可能な限り想定内で準備しておくことが大事です。
電車で移動するなら早めに会場に着いておくとか。
2科目なら休憩場所はいくつか確保(見つけておく)とか。
試験前に焦ったり、想定外のことが起こると実力の発揮度はぐっと下がります。
下がれば合格できる力が仮にあったとしても、合格できる確率が低くなるので
合格するために当日のルーティンを予め決めておく事は大事なのかなと思います。
まとめ
自分の力を本試験当日に100%または120%発揮するのが理想です。
ただ、当日にそうなるように頼るよりも、70%の力を発揮るすために力を抜いて取り組む方が合格できたりします。
良い意味で自分自身に期待しすぎないのが大事かと思います。
あとは合格できる確率を上げるためにもルーティンが大事という話でした。
ルーティンは人それぞれかと思うので、ひとつでも良いので取り入れて本試験に臨んで頂ければと思います。
【編集後記】
仕事の方も、決算があったりでわりとばたばたしています。
早め早めで、取り組んでいければと思います^_^