おらが町の税理士

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税理士について

税理士になる事(前職での島での生活)

投稿日:2017年4月6日 更新日:

こんにちは、おぎーです。

 

税理士とは直接関係ないですが、今の自分があるのは前職の仕事や生活が大きく影響しているので今回も、前職の仕事について

前回の記事はこちら

税理士になる事(他業種からでも得られるものはある)

 

瀬戸内海の島での生活

今の会計事務所に生活する前に勤めていたのが瀬戸内海に位置する造船所でした。

 

場所は愛媛県と広島の境にある「岩城島」という所に会社があるのですが、陸続きではないので車では直接行くことができません。

基本は船です。

自宅からの通勤は専ら本社から朝6時に出る通勤専用の船「通船」に他の従業員や下請け業者と一緒に乗って、1時間かけて会社に向かいます。

 

帰りは18時に帰りの通船が出ますので、また1時間かけて帰ります。

 

良かった点は、終電ならぬ終船があったので、残業せずに強制的に帰れる事。

 

ただ、終船を逃せば帰る手段がなくなるので泊まりが決定してしまいます。

 

残業はしないものと思っていたので日中も集中して仕事をしていたのかなと思います。

 

また、会社では社員寮も完備されていたので、転職してから2年目以降はよく利用していました。

 

寮といっても、元リゾートホテルを買い取っていたので、プールありの、ブライベートビーチありの、有料ですがホテルの横には温泉もありました。

 

寮費も1カ月で千円ぐらいだったので、東京で暮らしていた時の会社の借り上げ社宅のワンルールが自己負担7万円だったので、凄い差だなと。

 

ただ、島なので夜はカラオケやボウリング場などの遊ぶ施設がありません。

コンビニは島に一つ(10時には閉まる)

居酒屋は3つ

病院も島に一つ

 

東京の派手な生活に比べると質素な生活でした。

 

でも、島での生活は時間がゆっくり流れるのが好きで、何も考えずに海を見るだけでも、心のストレスの治療になってたのかなと思います。

 

仕事以外でも税理士試験の勉強は続けていたので、余計な誘惑がない分、仕事が終わった後に集中して勉強ができていたと思います。

 

島での生活の別れ

2年目を過ぎて島での生活や、仕事面でもなんの不服もなかったのですが、一つの思いが。

 

「やっぱり会計事務所で働きたいな」

 

と思ったわけですね。

 

せっかく税理士を目指して勉強してきたわけですから、それに直結した実務の仕事をしたいと思うわけですね。

 

そこから1年かけて退職する準備もして、上司には説得もされ、呆れられてもいたのですが、3年目の終わりに無事退職することができました。

 

終わりに

実はつい先日、元同僚の結婚式があって出席したわけですが、その時に元上司や職場の人達にお会いすることができました。

 

「扇山、久しぶりやなー」

とか

「税理士になったんだって?おめでとう!」

という言葉を頂きました。

 

自分の勝手で会社を辞めたわけですが、それでも久しぶりに会うと温かく迎えてくれる本当にいい職場だったなと思います。

 

あの時があるから、今の自分がある。

 

そんな瞬間でした。

 

 

【編集後記】

桜の季節ですが、愛媛はまだまだ3分咲きといったところです。

 

週末には満開の桜が家族で見れればと思います^_^

 

 

 

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